タンパク質から決める毎日の献立 - 身長は遺伝が全てではない -
去年の夏頃から、子どもの食事を少し変えてみました。
長男が小学1年生の時のことです。
クラス平均に対し、身長が低かったので、
そもそも身長を伸ばすにはどういう食事がふさわしいのか?
色々な本をよみあさっていました。
その中で、今も読み続けている本がこちらです。
「身長は遺伝だけでは決まらない」、これは眼からうろこでした。
結論は、食事内容と睡眠が大事ということです。
睡眠については、
ゴールデンタイムと呼ばれる10:00〜2:00に熟睡していることが条件で、
これについてはわりと簡単に実現できますが、
問題は食事内容の方。
身長を伸ばす=カルシウムを摂る、とまずは頭に浮かべると思いますが、
実は同じくらい大事なのが、「タンパク質を摂ること」なのです。
タンパク質といっても、鶏・豚・牛・魚・大豆とバランス良く摂取すること、
そして必ずビタミン類も一緒に摂取すること。
これが、本当に大事。
詳しくはこの本に内容を譲りますが、
子どもの身長をしっかり伸ばしてあげるために必要なことは、
主食(炭水化物)+ 主菜(タンパク質)+ 副菜(ビタミン類)+
汁物(水分・ミネラル)+ 乳製品(カルシウム)+ 果物 (ビタミン類)
の要素を取り入れたご飯を、食べさせてあげること。
もちろん、時間がない時や手抜きにしたい時は、
主食・主菜・副菜を含むパスタや鍋物にしてしまいます。
食後にヨーグルトとみかんを出して終わり。
さすがに外食や旅行の時は上記をそろえるのは難しいので、
通りすがりのコンビニで、飲むヨーグルトや100%ジュースを買ったり、
バナナ持参で出かけたり、(バナナケースは大事)
出発前の朝食の段階で、外食だと不足しやすいビタミン類を
いつもより多めに食べてもらったり、と対策をするようになりました。
子どもたちや主人はもぐもぐと、よく食べてくれます。
その陰で、こうやって色々と作戦を練っては実行しているおかんが存在しています。
身体を作る食事を理解して以降、
「タンパク質の種類から夕飯を決めた方が早い」ということがわかり、
ここ1年間は給食のタンパク質と夕飯が同じにならないようにすることが日課です。
給食が豚肉なら、夜は鶏肉や魚にし、
給食に魚がでたら、夜は豚肉や牛肉にする。
私は大豆だけでメインにすることはなく、
副菜として添えるようにしています。豆腐・厚揚げ、黒豆・納豆・豆サラダなどです。
こうしてえらそうに書いていますけど、
私には残念ながら時々すっとぼけた面があるので、
献立表の日にちを見間違えたりして、
給食サバ、夕食サバ になってしまい、息子に
「ぐおぁ〜またお前かっ、サバ!」とうならせてしまったことが何回かあります。
ごめんなさい。
月末で食費を抑えたいときは、節約の友である鶏胸肉を駆使しています。
輸入の安いオレンジ(皮は石けんでよく洗い、さらに分厚く包丁で切る)と、
特売の無糖ヨーグルトも登場します。
すると主食・主菜・副菜・乳製品・果物が家族4人分 数100円で揃えられます。
レシピも、時に夕飯コンシェルジュであるクックパッドに助けてもらいます。
こうして、毎日毎日、我が家の晩ご飯は決まっていきます。