子育てから「正解」をなくす - そのための5か条 -
私は子育てに「正解」はないと割り切っています。
子どもが巣だった後、自分の子育てを振り返った時、
「あの時、違う選択肢に進ませていたらもっといい仕事につけたかも」
「あの時、もっと習い事を増やしてあげたらよかった」
と、母親として反省するかもしれないし、逆に
「あの時、どうして違う選択肢も示してくれなかったんだよ」
「おれは実は、違うことがやりたかったのに、
あまりに親の期待が大きいから言い出せなかったんだよ」
と、子どもから責められるかもしれません。
その時に、
「ああ自分の子育ては失敗だった」なんて思いたくありません。
それなら、始めから「正解なんて存在しない」と割り切ってしまおう。
そうすれば、「失敗」の概念はなくなる。
そう割り切るために大事になってくるのが、以下の5点だと思います。
それは、
・子どもの興味・適性を見極めること。
・複数の選択肢を示してあげること。
・最後に、自分で選ばせること。
・選んだら、当面は継続することを約束させて、
・親は笑顔でサポートすること。
この5点セットを常に意識すること。
こうして書いていますが、
私は本で読んで↑を理解したわけではありません。
(「本で理解したこと」は、今後blogでもご紹介させていただきます^^)
長男の子育ての中で、
反省したり、袋小路で思い詰めたり、ママ友から諭されたり、
先生方・義両親・実両親・近所のおばあちゃんからアドバイスされたり、
(→たいていはその場で納得できず、問題が解決した後で、
そのアドバイスは適切だったことを理解することが多い... あまのじゃく気質)
主人から軽くあしらわれたりする中で理解してきたことを、
濃縮した結果が、↑の5か条となりました。
文字にするにはたやすいです。
実行するのは、お母さんたち、本当に本当に大変です!
他の兄弟姉妹とのバランス、
金銭面、健康面、
仕事、学校、PTA、LINEの返事(逃れたい)、
色んな事情が絡み合った中で、
瞬時に決断してぱっぱと用事をこなしている世のお母さん。
忙し過ぎます。
でも、基本スタンスとして、
この5か条を意識していれば、
子どもとの関わりがスムーズになり、結果もでやすいのでおすすめです。
もし長い時間継続しても、結果がでなければ、
そこで子どもと一緒に解決策を見つければいい。
結果を出している人を研究する、
(本人に話をきく、youtubeを見る、本を借りる)
周囲に相談、こっそり練習して自信をつけさせる、
環境を変える、もうやめて次を見つける。
解決できた日の夕ご飯は、子どもの好きな料理を1品つけてあげる。
「またがんばろうね」「大人だってうまくいかない時は何度もある」
寝る前に頭をなでてあげながらひとこと、
「だいじょうぶ、うまくいく」
さあ、
忙し過ぎる自分の状態を少しずつ解放するためにも、
「暮らしをシンプルにしていくこと」がますます重要になってきましたね^^
子育てについて考えていると、
いつも行き着く先は、暮らしのシンプル化です。
やらない事を増やして、
少しでも子どもと向き合う時間を作りたい、
という願いに行き着くからでしょう。
* * * * * * * * * *
このblogを読んでいただけることに感謝しています。
どこの誰ともわからないお母さん同士で、
いっしょに自信をもって、少しでもいい人生に仕上げていきましょう。
思うような結果がでなくても、
そのために努力したのなら、それはとてもいい生き方だと思います。